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『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

監督: デヴィッド・フィンチャー
製作: キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、セアン・チャフィン
原作: F・スコット・フィッツジェラルド
原案: エリック・ロス、ロビン・スウィコード
脚本: エリック・ロス

出演:
ブラッド・ピット(ベンジャミン・バトン)
ケイト・ブランシェット(デイジー) ほか
 
だいぶ涼しくなり今年こそは芸術の秋とするべく、最近はDVD鑑賞に明け暮れております。今回鑑賞したのは以前から気になっていたこの映画。ブラピ演じるベンジャミンが老人として生まれ、成長とともに肉体が若返っていくとゆう突拍子もない設定。そこについての説明は冒頭の医師の登場によって少し説明されるのみで以降まったく触れられず、当たり前のように義母がベンジャミンに接するのが不思議でしたが、そこも義母が敬虔なクリスチャンで、神に与えられた命は皆平等だとしているならば説明がつくのでしょうか。細かい時代設定も、おやっ?と思われる箇所がありましたが、そういった事を無視して見ても素直に面白い映画でした。このDVDのカテゴリーがラブロマンスだったんだけれど、むしろヒューマンドラマのほうが適切だと思う。数奇な運命を背負った男が、さまざまな経験をしながら成長していく。そこに関わる全ての物人には意味がある。生きる意味、老いる意味、そして死んでいく意味。淡々と進む物語の中で、美しい映像と音楽に魅せられ、人生はやり直せる、人生は素晴らしい、人はみな孤独、劇中の随所で語られるその言葉に胸を打たれました。そしてもう一つこの映画の見所は特殊メイクの素晴らしさ。青年期のベンジャミンなんて、まさに青年期のブラピそのものでため息もの。本当に美しかったー。ケイトの若かりし頃のメイクも違和感なく、白い肌と赤毛がとても美しい少女になりきっていて、あれが特殊メイクとCG加工で作り上げたものだなんて信じられない。技術の進歩にも驚かされました。あと、劇中ベンジャミンが老婆に教えてもらって弾くピアノ曲。素敵な音色でずっと耳に残っています。調べたらBethena のA Concert Waltzとゆう曲だそう。原曲はもうすこしアップテンポで軽快な感じだけれど、ベンジャミンのようにたどたどしく弾くことでこのストーリーに非常にマッチしていました。サントラも欲しくなっちゃった。見終わった後、切ないんだけれどもう一回見たくなる。本当に久しぶりにいい映画を見ました。 さぁ次は何を見よう。
thank you for pachipachi.
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